農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.2】

 
皆さま、こんにちは!
種まき事業部のませです。

お盆やすみ突入ですが、秋野菜の準備で農園に行かれている方も多いのでは?!
さて8月からスタートしました株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」の第2回目です。
今回は夏野菜の定番、トマト栽培の裏技をご紹介していただきました!


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第2回『夏場のトマトを長く収穫し続けたい』


今年は暑くなるのが早かったですね。関東ではゴールデンウィークにすでに30度ちかい日々が続き、7月半ばには35度近い猛暑日が続きました。
以前は夏野菜の主役、トマト・ナスといえば遅霜の心配のある4月を過ぎたGWごろに植えるのが定番でしたが最近はホームセンターも早め早めの商戦で、4月上旬にはトマト・ナスの苗を売り始めています。

かくいう私も、苗メーカーの販促で4月9日にはホームセンターの店頭に立ってミニトマトのお勧め品種を売り込む仕事をしていました。
何人かのお客様に「早すぎない?」と声をかけられながらも、実際には4月植えで今年は正解。
念のためトンネルは使いましたが5月下旬には最初のミニトマト収穫ができました。
皆さんのなかでも「今年はとれ始めが早かった~」という方も多いのではないでしょうか?
(そういう記録をしっかりと残すためにもCropnetは便利ですね!)
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そこからは大雨こそありましたが全体的には空梅雨、あっという間に真夏日でどんどん色づいて順調なのはいいのですが、8月に入るころにはすでに株も伸び切り、支柱超え、全体的にくたびれた感じになっているという方もいらっしゃいませんか?

そこで今回は、私自身がミニトマトを長期収穫するために取っている裏ワザを紹介します。



この写真がその方法。
最初に植えた株のすぐ手前にまだ50㎝ほどの苗が植わっています。露地のミニトマトはおおよそ果実の房を10段ぐらいまで付けると180㎝を超え、維持が難しくなります。

なのでその手前に、6月ごろに剪定したわき芽を何本かそのまま挿し木しておくとちょうど全体が伸び切ったころに2番手が収穫が始まるサイズまで成長するのです。
トマトがわき芽から発根して定着するのはよく知られていますが、そのタイミングをうまく生かすことによって成長期のミニトマトに収穫を切り替えることができます。

わき芽の挿し木をする場合には発根するまでしっかりと水分を保つことが大事ですが、6月頃であればまだ温度も20度台ですし、雨も適度に降っていることが多く、定着させるのは難しくありません。まあ、わき芽自体は次々に出てきますので同時に何本か挿して順調なものを残したり、何度もやり直したりしても大きな問題はありません。どうせ捨ててしまうことが多いものを地面にさすだけですので気軽にできます。

今年はこれをもう1回転の挿し木で9月どりも目指してみようと思います。

8月以降の挿し木の場合は室内などで水にさしたりして確実に発根させた方がいいでしょう。夏場になるとトマト苗はなかなか入手しづらくなりますので、皆さんも今からでもぜひ試してみてください。

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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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