農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.14】

 
皆さま、こんにちは!
種まき事業部のませです。

気持ちの良い秋晴れが続き、大根、人参など収穫が始まり畑も充実してきましたね♪
様々なところで「収穫祭」が行われ、まさに実りの秋を感じる季節です!!
今回は秋の風物詩である「脱穀」について、株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」でご紹介いたします!

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第14回『秋の風物詩「脱穀」を古民具でやってみませんか?』



長雨が続いていましたがようやく秋らしい陽気が戻ってきました。
今までできなかった「脱穀」のタイミングですね。

皆さん脱穀していますか?


家庭菜園だとなかなか穀類まで手を出さない方も多いと思います。
しかし、考えてみれば日本人の食は米と大豆と菜っ葉で成り立ってきたようなものです。
冬を乗り越えるためには保存性のいい穀類と漬物や野菜の乾物が重要な役割を果たしてきました。

田んぼは地域的に難しくても、エダマメを多めに作って残しておけば大豆は簡単に栽培できます。
(Clopnetを拝見しても大豆まで育てている方はあまりいらっしゃらないですね!)
面積に余裕のある方はぜひ大豆をお勧めしたいです。


シンプルに煮豆にしてもいいですが、頑張って豆腐や味噌までつくってみると結構ハマります。 味噌は6月に種まき、8月にエダマメでつまみ食い、11月に大豆で収穫して冬に仕込み、熟成がある程度進むのは初夏なのでちょうど丸1年の大豆とのお付き合いになります。その味噌で作ったみそ汁や、もろキュウは格別です!
そして、一部残しておけば翌年の種として使うこともできます。


熟成前の味噌

私の農園では毎年大豆を育てて味噌づくり体験をやっています。
足ふみ脱穀機(明治43年に発明された逸品です)ともみ殻やごみを風で飛ばして選別する唐箕(とうみ)があると、とてもいい感じの秋のイベントを組むことができます。

穀類の収穫、脱穀や選別は昔から老若男女参加しての共同作業ですが、とにかく人手が必要で場にも一体感が生まれます。
また、穀類は国際市場の中でとても安く価格が設定されていますが、実際に栽培と脱穀をしてみるといかに大変なプロセスを経て製品化されているか実感できるはずです。

この辺はぜひ農園アドバイザーの皆さんにおススメなのですが脱穀機も唐箕もヤフオク!などで中古品がどちらも1万円程度で購入可能です。
木製のものは当然新たに製造されていませんし、農家の納屋の整理などでどんどん捨てられているのが実情です。私も脱穀機はヤフオク!で買いましたが、唐箕は近隣の農家から捨てるものをいただきました。

農家の納屋からいただいてきた唐箕、補修しながら使っています
足ふみ脱穀機は情報量の多い看板が味わい深い。(超最新)という売り文句が気に入っています。

ぜひ日本の秋の風物詩としての脱穀セットを入手して「脱穀イベント」開催してみてください。





\\今までの「農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」はこちら!!//
■第1回:『「マニュアルどおりにしっかり栽培」だけじゃツマラナイ』はこちらをクリック
■第2回:『夏場のトマトを長く収穫し続けたい』はこちらをクリック
■第3回:『夏から秋へ狭いスペースでうまく栽培品目を切り替えるには』はこちらをクリック
■第4回:『秋ジャガイモを失敗しないコツ』はこちらをクリック
■第5回:『ダイコンが「カツオの一本釣り」となる前に』はこちらをクリック
■第6回:『植えたばかりの苗を虫に食われないようにするためには?』はこちらをクリック
■第7回:『今からでも遅くない!?エダマメ・トウモロコシ・ズッキーニ』はこちらをクリック
■第8回:『サツマイモのツル切り』はこちらをクリック
■第9回:『家庭菜園」から「みんなの畑」へ、新たな農園スタイル』はこちらをクリック
■第10回:『トウガラシの旬を味わいつくす「とうがらしオイル」の作り方』はこちらをクリック
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■第13回:『生ごみをそのまま畑に投入!?楽々生ごみ活用術』はこちらをクリック
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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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