農天気代表 小野淳さんの『農』天気ブログ
東京で農泊ができるゲストハウス準備中!
~学生団体「たまこまち」と組んでグランドファンディングをはじめました~
東京で農泊
というのは今までなかったのではないかと思います。
そもそも農泊は地方でするもので東京に必要なのか?とピンとこない方も多いかもしれません。
でも始めます。しかも、運営は基本的に学生にお任せします
詳しくは学生たちの支援者募集ページをご覧ください
→https://motion-gallery.net/projects/kokotamaya
農家のもつ年代物のアパートを一棟お借りしてリフォーム
学生が1階で暮らしながら2階を民泊として開設予定です。
最近は壁紙はがしてペンキを塗ったり、現場で職人さんたちが蓋をあけたら出てくるいろんな課題に向き合っておりまして、慣れない頭から煙が出そうですが・・・
でも今年の3月ぐらいまでは高校生で受験勉強して頑張って一橋大学に入学して地方から出てきた19歳20歳のワカモノが休みの日にせっせと内装作業に励んでいる様はなんとも心強く。
楽しみでなりません。
昨年の秋ごろからボチボチ始めていた「東京食農観光」
今までは日帰り体験に特化して、地元の歴史ある神社、谷保天満宮(関東で最も歴史ある天満宮で1117年目です)を案内し、農園では馬や羊とふれあって野菜を収穫、収穫した野菜を使った古民家ランチということを続けてきました
東京食農観光紹介ページ https://hatakenbo.org/tourism
香港で発売の観光雑誌「HONGKONG Walker」でツアー動画を紹介いただきました
→https://youtu.be/b812_xR1vTA
1年やってきて需要は十分にあるなという印象です。
観光というと今まではいわゆる物見遊山で、奇麗な景色と美味しいごはんみたいなイメージもありますが、日本という国であったり、日本人の文化(といっても江戸時代のとかではなく、今の日本人の考え方や日常生活)に興味を持ってくれる外国人もたくさんいて
彼らにとっては、我々の日常生活に参加できること自体が面白いと感じてもらえるように思います。食を知ることは農を知ることですし、日本の伝統的な行事や習慣と農の歳時記がリンクしているのは言うまでもないでしょう。
それを手軽に東京で体験してもらおうというのが狙いです。
でも私たちもなかなか通常業務で忙しいですし
正直、英語もあまりしゃべれないのに外国人向けにいろいろと説明するのも一苦労。
ということで 学生たちの語学への向上心、グローバル志向とローカル志向などを満たしてもらいつつ、私たち(NPO法人くにたち農園の会)は普段やっている体験プログラムを惜しみなく提供する。
というタッグを組むことにしました。
※夏休みに古民家宿泊してもらった短期留学生たち
東京に来た際にはぜひ泊まりに来てください!
クラウドファンディングも前売りチケットに近いものですのでぜひ支援お願いします!
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新刊本「東京農業クリエイターズ」(イカロス出版)好評発売中!
http://hatakenbo.org/infomation/20180518_tokyonogyocreators
文・写真 小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)