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つくる通信
2018.12.15

\餅つき大会/終わりを迎えた農園の感動ストーリー

どーーもーーー!マイファームつくる通信副編集長の松嶺です!

師走ともなると寒さも厳しくなってきましたね。

でも寒さに負けじと熱い!熱すぎる!イベントが大阪府寝屋川市で行われているとのことで行ってきました。

場所はマイファームつくる通信最新号で取材時に訪れた寝屋川農園。毎年恒例の年末イベント「餅つき大会」が開催されたので突撃レポートです。

実は、この寝屋川農園は来春を待たずしてもうすぐ閉園してしまう農園です。長年続いてきた歴史ある人気農園というだけあって、寂しさがいっぱいです。

そんな寝屋川農園で行われた最後のイベントが今回の「餅つき大会」!!

たくさんの思い出と感動ストーリーが詰まったイベントでした。もうこれを書きながら私の頭の中では、奥華子さんの「変わらないもの」がずっと脳内再生でして、ひとつの感動ドキュメンタリー映画(全米が本気で泣いたやつ)をみている気分です。なので、ちょっと長めです。




 

1から作り上げた万倍のもち米


 



そんじょそこらの餅つき大会と侮ることなかれ!この餅つきができるまでの過程がすでに映画一本できるくらいです。

寝屋川農園には、水田区画があり、そこでこのもち米を育てているのですが、この水田区画自体もマイファーマー(体験農園利用者さん達のこと)とアドバイザーさんが一緒になって作ったものなんです。はい、もうここから違う。水田つくるところから始めるとか、鉄腕○○シュもびっくりですよ。

この「水田プロジェクト」によって、開墾した田んぼに、みんなで5月に田植えして、小鳥さんに食べられないようにネットをかけて、無農薬なので雑草や虫と戦い、秋の収穫を迎えます。もちろん、収穫した稲穂は天日で掛け干し(はぜ掛け)します。



ここまで聞いただけで、世の中の農家の方々が「わぁ~それは大変だ!」と思うレベルですね。一般市場に出回って購入しようと思ったら、かなりスペシャリティなもち米になってしまうくらいです。

 




 

いよいよ餅つき大会


 



こうして出来上がった大事な思い出いっぱいのもち米で餅つき大会を行うわけですので、皆さん気合入っています。

青空の下、薪で炊きあがったふっくらもち米を、木臼に入れて、変わるばんこにペッタンペッタン。

いいリズムです。周りから心地よい合いの手が入ってきます。



突き上がったお餅は、真っ白で美しい。それに負けない美貌の女性陣が次々と丸めていきます。あんこを入れたり、きなこをまぶすものも。

隣では、おじいちゃんが自分の眼の前の畑から大根を引き抜いてきて、「俺は大根おろしで食べたい」と黙々と擦り下ろし始めています。



私は準備されていたぜんざいをかけて美味しくいただきました。

 




 

自産自消が生み出したのは誰かを喜ばせたいという気持ちでした


 

つきたてのお餅を食べながら、驚きのパフォーマンスが始まります。

お手製カホン&ジャグリングの共演です。実はこのパフォーマンスは、マイファーマーさん達が自発的に行ってくれたもの。手拍子とともに本格的なエンターテイメントが青空の畑で繰り広げられます。近くを通る自転車もその場で止まって眺めていきます。

動画はコチラです!



それだけではないんです。

閉園する寝屋川農園への感謝の気持ちを込めた紙芝居数々のプロジェクトまとめもマイファーマーの方が作って紹介してくださいました。

ひとつひとつの思い出がしっかりと詰まっているものばかりで、その優しいタッチがジーンと胸を打ちます。



こういうコミュニティが生まれてくるのが都市農園の本当の価値ですね。

体験農園は野菜づくりをする場所。そう思う方も多いと思います。

しかしながら、すでにその先にある、現代社会で、特に都市部で忘れがちになっている「友だちづくり」とか「あなたのために何かしてあげたい」という気持ち連鎖的に増幅させる場所になっています。

 

もうすぐこの寝屋川農園は閉園してしまいますが、この仲間たちの多くは近くにオープンしたばかりの寝屋川楠根農園へと引き継がれていっています。

ひとつの区切りを迎えた物語は、新しい場所でまた素晴らしい物語をつくってくれるはずです。新しい年を迎えるこれから、あなたも畑の友だち「ハタトモ」をつくりに遊びに来ませんか?

 




マイファームつくる通信では、

この物語の中心人物となった2人を取材し、特集しています。

続けて読むからこその面白さがあるので、年間購読がオススメです。

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