体験農園マイファーム

【2026年】今年もキンカントマトの季節がやってきました

300粒から始まった、キンカントマト

マイファームの農園に、今年もキンカントマトの季節がやってきました。

キンカントマトをご存じでしょうか。1948年頃、大阪・北摂地域で生まれたもともと一代雑種(F1種)として生まれ、野生化を経て独自に進化した在来種です。地域の人々が種を採り継いで守ってきたことから「市民種」とも呼ばれています。

人、土、場所によって多様な顔を見せるキンカントマト。このトマトがマイファームの農園にやってきたのは2013年。発起人の寒吉さんをはじめ、利用者の皆さまが種を採り、翌年また蒔くというサイクルを続けてきました。タネを繋ぎ、文化財を守っていく活動のキンカントマトプロジェクト。コロナ禍で一時中断した時期もありましたが、2025年に6年ぶりに再始動。昨年は関西25か所の農園で栽培し、たった300粒だった種が1,326粒にまで増えました。

今年は東海・関東エリアにも広がります

今年は東海・関東エリアの農園にも種を配布し、栽培がスタートします。キンカントマトが関西を飛び出し、各地の土と気候のなかでどんなふうに育つのか。地域によって大きさや味がどう変わるのか。それを確かめられるのも、今年の楽しみのひとつです。

キンカントマトの楽しみ方

キンカントマトは、スーパーに並ぶトマトとは少し違います。形や大きさにばらつきがあり、ひとつひとつに個性があります。味わいも、甘み・酸味のバランスが株ごとに異なり、「自分の区画のトマトはどんな味だろう」と楽しめるのが面白さの一つです。

ぜひ農園で見かけたら、じっくり観察してみてください。葉の茂り方、実のつき方、色づき方。ひとつとして同じものがないトマトの表情を楽しんでいただけたらうれしいです。

秋にはまた、ご報告します

キンカントマトの季節が終わる10月頃には、各地の栽培の様子などをお届けする予定です。今年一年、キンカントマトがどんな旅をしたのか、皆さまと一緒に見届けられればと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。