つくる通信2025年3月号種ブログ

こんにちは♪
今月の種は根菜と葉物の種、どれも好光性種子で光を感じて発芽する特性を持っています。
その中にはあまり馴染みのないパースニップというお野菜もあります。
見たこと、聞いたことがない方も多いのではないでしょうか?
知らないお野菜を自分で作って自分で食べるってワクワクしますよね。
是非、栽培にチャレンジしてみてくださいね。
てがるごぼう (10粒)
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キク科ゴボウ属
発芽適温:20~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所2~3粒程度の点蒔き。種が少し隠れる程度の土かけをしてしっかり鎮圧する。
株間は約30~40㎝で、間引きは様子を見ながら最後一箇所ひと株にする。
短根のため肥料袋などでの栽培も可。栽培日数は100日程度。
根菜は移植がタブーとされるが、株が小さい場合、そっと移植するとうまくいく場合がある。
必要資材: 発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法: キンピラ、天ぷら、煮物など
パースニップ (20粒)
○
セリ科アメリカボウフウ属
発芽適温:15~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
点蒔きにて一箇所2~3粒程度、土かけ約5mm、株間15cm程度、
発芽に2週間程度はかかるため乾燥させないように注意。
春蒔き、秋蒔きが可能。
栽培に関しては人参と同様、一箇所複数発芽したら順次間引きにて最後は1本残す。
栽培期間は人参よりやや長めで130日ほどかかる。
葉や茎には光毒性物質が含まれ、汁がついたまま光を浴び続けると皮膚炎などが発生する恐れあるため、
汁が付いたらすぐ洗い流すなど注意が必要。
葉、茎は食用には向かない。
必要資材:発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法: フライ、スープ、ロースト、ピューレ
大葉 (10粒)
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シソ科 シソ属
発芽適温:25~30℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
薄く土をかける程度で一箇所2~3粒の点蒔き。しっかり手の腹で抑える。
株間15m程度、本葉が出てきたら1~2回に分けて間引きする。
発芽するまで種が乾かないように注意。赤ジソ、えごまの近くに蒔くと翌年以降交雑する恐れあり。
必要資材: 発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法:薬味、天ぷらなど