つくる通信2025年10月号種ブログ

こんにちは♪
やっと秋を感じるようになってきましたね。
今月は2種の豆と葉物のご紹介です。
2種の豆、グリーンピースと絹さやは越冬し、翌春に収穫を迎えます。
しかし、近年の秋冬の暖かさから年内に花が咲いてしまうこともチラホラ。
植え付け時期が以前適期とされていた時期よりも遅くなっても間に合うことも多いです。
遅くなってしまった場合も諦めず、昨今の気温に応じて栽培してみてくださいね。
グリーンピース (6粒)
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マメ科エンドウ属
発芽適温:18~20℃
生育適温:15~22℃
※関西では“うすいえんどう”と呼ばれる品種
つくる通信同封数での蒔き方:
深さ2~3㎝、一箇所2~3粒、株間は30㎝程度の点蒔き。発芽後、隣と重なりあう程度になったら1株間引きするが、発芽が2つなら間引きしなくても良い。種まきが早すぎ、越冬の際に大きすぎると寒さでやられやすいので、10月中旬以降、11月下旬までに蒔きたい。種蒔き後は、鳥に食べられないよう注意が必要。(草や不織布などで覆って発芽まで防御)つるありなので、支柱にネットや紐を張って這わせて栽培する。
必要資材: 発芽まで鳥対策の不織布など、支柱、ネットや麻ひも
オススメの利用法: 豆ごはんなどむき実を食べる
絹さや(6粒)
○
マメ科エンドウ属
発芽適温:18~20℃
生育適温:15~22℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所2~3粒の点蒔き、深さ3㎝、株間は20~30㎝程度。3粒発芽後、隣と重なりあう程度になったら1株間引きするが、2粒ならば間引きはしなくても良い。つるなしのため資材は不要。暖かい年ならば11月下旬まで蒔けるが、蒔きそびれた場合は3月上旬に蒔くことも可能。種蒔き後は、鳥に食べられないよう注意が必要。(草や不織布などで覆って対策)
必要資材: 種蒔き後鳥対策で不織布や草
オススメの利用法: 煮物、ちらし寿司、天ぷら、豆が肥大したら鞘を外して豆ごはん
チンゲンサイ(20粒)
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アブラナ科アブラナ属
発芽適温:15~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所3~5粒程度の点蒔き、深さ1㎝、株間15㎝程度。虫の多い時期の播種は防虫ネット、晩秋、冬蒔きの場合は、保温資材(10℃程度なら不織布、10℃以下ならばビニールトンネル)が必要。隣とぶつかり合ってきた時に数回に分けて順次間引きを行う。移植を嫌うので移植の際は根をいじらないよう注意。
必要資材: 晩秋、冬保温資材(不織布、ビニール、ダンポールなど)、育苗の場合はセルトレイやビニールポット
オススメの利用法: おひたし、ごま和え、炒め物