来春に向けた「冬の土作り」の極意
寒起こしで春の豊作準備!冬の畑仕事術
寒い冬、畑に行く足が遠のいていませんか?実は、この冬の時期こそ、春の豊作を左右する大切な準備期間なんです。今回は、冬にしかできない土づくり「寒起こし」をご紹介します。
なぜ冬に土を掘り起こすの?「寒起こし」について
冬は植え付けできる作物も少なく、畑作業が落ち着く季節。でも、何もしないのはもったいない!この時期に「寒起こし」をしておくことで、春からの栽培をスムーズに始められます。
寒起こしって何?
土を荒く掘り起こして、冬の低温にさらす伝統的な土壌改良法です。凍結と解凍を繰り返すことで、土が自然にほぐれて空気をたっぷり含んだふかふかの土に変身!さらに、冬の寒さを利用した天然の土壌消毒効果も期待できます。ビニール資材も不要な、エコで効果的な方法です。
こんな時に特に効果的!
- 土が硬くなってしまった
- 水はけが悪い
- 昨シーズン病害虫にやられた
※注意
寒起こしは土の中の良い微生物も一時的に減らしてしまうため、すでに土がふかふかな状態であれば、無理に行う必要はありません。土の状態をよく観察して、必要に応じて実施するのがコツです。
実施時期は?
1月から2月上旬がベストタイミング。春の植え付けの1か月以上前に行いましょう。
今すぐできる!寒起こしステップ3
難しいことはありません。必要なのはスコップだけ。米ぬかがあればさらに効果アップです!
STEP 1:米ぬかをまく(ある場合)
畑全体に米ぬかを薄くまきます。米ぬかは土壌微生物を活性化させる優秀な助っ人です。

STEP 2:土を掘り起こす
スコップの刃を30cmほど深く土に差し込み、土をひっくり返すようにします。これを畑全面に繰り返していきましょう。

ポイントは「細かくしすぎない」こと。荒い塊のままでOKです!

途中、残渣や雑草の根っこが出てくることもあります。固いものや大きいものは分解に時間がかかるので取り除いておくと安心です。(写真は土から出てきた落花生の殻)

STEP 3:そのまま放置
あとは冬の寒さにお任せ。凍結と解凍を繰り返すことで、土が柔らかくなっていきます。

さあ畑に行こう!
実際にやってみたところ、作業していくうちに体がぽかぽかしてきていい運動にもなりました。
今回ご紹介した方法はあくまで一例。畑の状態や環境に合わせて、自分なりのやり方を見つけてくださいね。
冬の時期は作業が落ち着いてくるので、今しかできない春への準備を楽しみましょう。少しの手間が、春からの栽培を大きくサポートしてくれますよ!
