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つくる通信2025年8月号種ブログ

つくる通信2025年8月号種ブログ

こんにちは♪
暑さ真っただ中ですね。
昨今、冬季の降雪、梅雨の降雨の不足、猛暑により、土がカラカラ、生理障害なども出やすくなってきております。草を資源として、また、資材を上手に使うことで自然とも寄り添いながら栽培をすることが可能です。
地球が悲鳴を上げてきているからこそできる栽培を心掛けたいですね。
前置きが長くなりましたが今月は秋冬野菜のご案内です。

 

極早生アサヒ白菜 (20粒)


アブラナ科アブラナ属
発芽適温: 20~25℃
生育適温: 15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
直蒔きの場合は~9月中旬頃播種がオススメ。8月下旬頃播種の場合は、育苗後の定植が良いが、白菜は移植を嫌うため、移植時に根を傷めないように注意。一箇所3~5粒程度深さ1㎝、株間40㎝程度。マルチングフィルムや刈草のマルチをしておくと葉が巻く際に土を巻き込まないので良い。ただし、気温が高い場合、黒マルチだと暑さにやられる場合があるので注意。また、残暑は一番虫の多い時期のため、播種や定植時に防虫ネットをした方が虫にやられない。間引きは適宜数回に分け、最後は一箇所ひと株にする。白菜は暑すぎても、寒すぎてもうまく生長しない。
必要資材:防虫ネットやダンポールなど虫よけ資材、刈草やマルチングフィルム
オススメの利用法: 煮物、炒め物、漬物、サラダなど

大蔵大根 (20粒)


アブラナ科ダイコン属
発芽適温:15~25 ℃
生育適温:15~25℃

つくる通信同封数での蒔き方:
残暑の暑さから9月中旬の播種がベスト。また、暑い時期に黒マルチにて播種すると暑さでやられることがあるので注意。1箇所3~5粒、深さ1㎝、株、条間30㎝程度を空けて播種する。間引きは一度に行わず、2~3回に分けて行う。残暑厳しく虫が多い、バッタが多い地域などは防虫ネットがあると良いが大根は基本的には虫が寄りにくい。青首大根と違い葉の付け根まで真っ白で、円筒形の形状で体積が大きく重量があるのも特徴。
必要資材:虫が多い時期、場所は防虫ネット、ダンポールなど虫よけ資材
オススメの利用法: 味が染みやすいため煮ものがオススメ。大蔵大根は葉が柔らかいため葉もおいしくいただける

滝野川ごぼう (20粒)


キク科ゴボウ属
発芽適温:20~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所2~3粒程度の点蒔き。種が少し隠れる程度の土かけをしてしっかり鎮圧する。株間は約30~40㎝で、間引きは様子を見ながら最後一箇所ひと株にする。長さ1m程度のより長いタイプのゴボウのため、耕起栽培の場合、作付け前にしっかり深く耕しておく。根菜は移植がタブーとされるが、株が小さい場合、そっと移植するとうまくいく場合がある。収穫の目安は太さ2~3cm程度。
必要資材: 発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法: キンピラ、天ぷら、煮物など