講習会レポート@守口1号農園~キャベツ定植編~

こんにちは。マイファームスタッフの石崎です。
講習会やイベントが定期的に開催されている「守口1号農園」からのレポートをシリーズでお届けしています。
今回は、2025年9月6日に行われた講習会の様子をご紹介します。
今回のテーマは、キャベツ苗の定植とニンジンの植え付け!
当日は栽培1~3年目の皆さんが10名ほどいらっしゃいました。
キャベツの定植
まずは、アドバイザーの小西さんがキャベツ定植のポイントを解説。
1ヶ月前にポットに種をまいたキャベツ苗がこちらです。
「大きな葉っぱが5枚と、新しい小さな葉っぱが1枚出てきた状態。これが植え付けの目安です」と小西さん。
これより遅れると、キャベツがきれいに巻かなくなったり、小さくなったりすることがあるそうです。
植え付けの流れは以下の通りです。
1.ポットに直に水をやる
2.畝に30〜40センチ間隔で穴をあけて植え付け
3.ポットの土と畝の土の高さをそろえる
「ポットに根がしっかり巻いていると良い状態ですよ」と小西さんが説明しながら、皆さんで区画に植え付けていきました。
定植後のポイント
植え付けたあとは、籾殻で養生します。
「雨粒で泥はねすると病気になりやすいので、籾殻で予防します。籾殻がなければ枯れ草でもOK。最後はたっぷり水をあげましょう!」と小西さん。
さらにキャベツ栽培のコツも紹介。
追肥のタイミング
農家では2週間ごとに追肥しますが、家庭菜園では適期に通えないこともあるため、植え付け時に追肥し、その2週間後に別の場所へ追肥するのがおすすめ。
防虫対策
アブラナ科は害虫に食べられやすいため、防虫ネットを活用。今回はハーブのレモングラスを敷いたり、木酢液を散布する方法も紹介されました。
ニンジンの植え付け
次はニンジンの種まきです。
「ニンジンは発芽に光が必要なので、土をかけるときは薄く。その後しっかり押さえましょう」と小西さん。
仕上げに籾殻をかぶせて乾燥を防ぎ、水やりをして不織布をベタ掛けしました。
よくある質問:発芽しなかったら?
「もし1週間経っても発芽しなかったらどうすればいいですか?」と参加者から質問が。
「その場合は、収穫は少し遅れますが、もう一度まき直すのがおすすめです。
諦めるなら大根や葉物に切り替えるのも方法です。時期に合わせて臨機応変に」と小西さん。
まとめ
講習会のあと、皆さんはさっそく自分の区画で実践されていました。
「栽培初心者でもこのように学びの機会があると、楽しく取り組めます」と、参加者の皆さんにも好評の講習会でした。
植え付けや種まきのタイミングが大切になる秋冬栽培。うまくいくといいですね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
体験農園が気になった方は、ぜひご見学にいらしてくださいね。
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