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講習会レポート@守口1号農園~キャベツ定植編~

講習会レポート@守口1号農園~キャベツ定植編~

こんにちは。マイファームスタッフの石崎です。

講習会やイベントが定期的に開催されている「守口1号農園」からのレポートをシリーズでお届けしています。

今回は、202596日に行われた講習会の様子をご紹介します。

 

今回のテーマは、キャベツ苗の定植とニンジンの植え付け!

当日は栽培1~3年目の皆さんが10名ほどいらっしゃいました。

キャベツの定植

まずは、アドバイザーの小西さんがキャベツ定植のポイントを解説。

1ヶ月前にポットに種をまいたキャベツ苗がこちらです。

「大きな葉っぱが5枚と、新しい小さな葉っぱが1枚出てきた状態。これが植え付けの目安です」と小西さん。

これより遅れると、キャベツがきれいに巻かなくなったり、小さくなったりすることがあるそうです。

植え付けの流れは以下の通りです。

1.ポットに直に水をやる

2.畝に30〜40センチ間隔で穴をあけて植え付け

3.ポットの土と畝の土の高さをそろえる

「ポットに根がしっかり巻いていると良い状態ですよ」と小西さんが説明しながら、皆さんで区画に植え付けていきました。

定植後のポイント

植え付けたあとは、籾殻で養生します。
「雨粒で泥はねすると病気になりやすいので、籾殻で予防します。籾殻がなければ枯れ草でもOK。最後はたっぷり水をあげましょう!」と小西さん。

さらにキャベツ栽培のコツも紹介。

追肥のタイミング
農家では2週間ごとに追肥しますが、家庭菜園では適期に通えないこともあるため、植え付け時に追肥し、その2週間後に別の場所へ追肥するのがおすすめ。

防虫対策
アブラナ科は害虫に食べられやすいため、防虫ネットを活用。今回はハーブのレモングラスを敷いたり、木酢液を散布する方法も紹介されました。

ニンジンの植え付け

次はニンジンの種まきです。
「ニンジンは発芽に光が必要なので、土をかけるときは薄く。その後しっかり押さえましょう」と小西さん。

仕上げに籾殻をかぶせて乾燥を防ぎ、水やりをして不織布をベタ掛けしました。

よくある質問:発芽しなかったら?

「もし1週間経っても発芽しなかったらどうすればいいですか?」と参加者から質問が。

「その場合は、収穫は少し遅れますが、もう一度まき直すのがおすすめです。
諦めるなら大根や葉物に切り替えるのも方法です。時期に合わせて臨機応変に」と小西さん。

まとめ

講習会のあと、皆さんはさっそく自分の区画で実践されていました。

「栽培初心者でもこのように学びの機会があると、楽しく取り組めます」と、参加者の皆さんにも好評の講習会でした。

植え付けや種まきのタイミングが大切になる秋冬栽培。うまくいくといいですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

体験農園が気になった方は、ぜひご見学にいらしてくださいね。

守口1号農園(2025年9月現在満席):守口1号農園【体験農園マイファーム】

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