つくる通信2024年11月号種ブログ
こんにちは♪
11月の種ブログです。
暑い秋も落ち着きました。
すぐに涼しさを通り越して寒さがやってきますので蒔き逃がしのないようにしてくださいね。
今月は科の違う3種です。小松菜やビーツは保温資材を使用しない場合、
播種は来春までお待ちください。
最高気温が高くても最低気温が低ければ発芽や生育がうまくいきません。ご注意くださいね。
スナップエンドウ(つるなし) (6粒)
マメ科エンドウ属
発芽適温:18~20 ℃
生育適温:15~22 ℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所3粒植の点蒔き、深さ3㎝、株間は20~30㎝程度。3粒発芽後、隣と重なりあう程度になったら1株間引きするが、2粒ならば間引きはしなくても良い。暖かい年ならば11月下旬まで蒔けるが、蒔きそびれた場合は3月上旬に蒔くことも可能。種蒔き後は、鳥に食べられないよう(草や不織布などで覆って対策)、越冬時、株が小さい場合は、風などで根が浮かないように注意が必要。
必要資材: 種蒔き後鳥対策で不織布や草
オススメの利用法: 塩ゆで、オムレツ、豆ごはん
丸葉小松菜 (30粒)
アブラナ科アブラナ属
発芽適温:15~20 ℃
生育適温:15~25 ℃
つくる通信同封数での蒔き方:
夏、冬以外、適宜蒔き時があるが、10月下旬以降の播種後は、生育のために保温資材を使用した方が良い。深さ1㎝程度で一箇所3粒程度の点蒔き、株間15~20㎝程度。干渉し合っていなければ間引きはギリギリまで待つ。収穫前に適度に寒さに当てた方が甘みは増す。
必要資材:10月下旬以降の播種の場合は保温資材
オススメの利用法:胡麻和え、ソテー、おひたし
ビーツ デトロイトダークレッド (20粒)
ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属
発芽適温:20~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
10月下旬以降の播種は保温資材が必要。保温資材を使わない場合は、3月下旬~6月上旬、また、9月中旬~10月上旬までの播種がオススメ。深さ1㎝程度で一箇所3粒程度の点蒔き、株間15~20㎝程度。適宜間引きにて最終的には1箇所にする。酸性に弱く、ホウレンソウと同じような土壌を好む。発芽までに時間がかかるが、耐暑性、耐寒性がある。カブに似ているがホウレンソウ、スイスチャードの仲間。
必要資材:10月下旬以降の播種の場合は保温資材
オススメの利用法:サラダ、ピクルス、スープ
【訂正】つくる通信本誌では、ほうれん草・ビーツをアカザ科としていましたが、APG分類により、アカザ科は現在ヒユ科に統合されているため、各品種の科を「ヒユ科」として訂正いたします。