つくる通信2025年11月号種ブログ

こんにちは♪
今回の種はニンニク!?
11月にニンニクってちょっと遅くないっていう方いらっしゃいませんか?
特に農家さんなどはそう思う方が多いかもしれません。
昨今の暖冬で家庭菜園ならば10月後半から11月中旬頃にニンニクの植え付けオススメです。秋は秋冬に収穫したい作付けを優先、その後に越冬野菜の豆類、ニンニク、タマネギ、麦を作付けすれば秋の作業の波が冬に分散できます。また、特に種が大きいニンニクは簡単に早く植え付けられ、年内最後に余った畝の調整役として活用できるメリットも!
是非お試しくださいね。
ニンニク ※国産早生暖地系品種
ヒガンバナ科ネギ属
発芽適温:15~20℃
生育適温:15~20℃
つくる通信同封数での蒔き方:
深さ~10㎝から先端が出ないぐらいまでの深さ、鱗片を一箇所一つ、株間は20㎝程度。植え付け後にカラスのイタズラで掘り返されないよう発芽後しっかり根付くまで注意する。
12月上旬ぐらいまでは植え付けても翌年収穫は可能だが、しっかり大きなニンニクを収穫するためには10月下旬から11月中旬ぐらいまでには植え付けた方が良い。
植え付け方は、近年鱗片の薄皮を剥いたやり方が多くなっており、生長が早いとされる。また、1~2枚残すなどのやり方、剥かずに植えるなどそれぞれメリットデメリット、考え方がある。どの植え付け方法も植え付け後は水やり不要。
植え付け後3週間程度で発芽し、2月頃まではあまり変化は感じられない。5月頃の収穫適期2~4週間程度前にトウ立ちするため、その際は花茎を引き抜くか、ハサミで花蕾切って摘む(ニンニクの芽として食べられる)。その後、全体の葉の色が鈍くなってきたら収穫適期。土が湿っている時の収穫は傷む原因になるので土が乾いている時がよい。
必要資材: 草マルチや黒のマルチングフィルム ※寒い地域や遅く植えた場合は黒のマルチがよい
オススメの利用法: 料理の香味づけ、保存食、防虫などの自然農薬
禁忌や注意:生ニンニクは殺菌効果が強いため胃腸が荒れたり腹痛の原因にもなったりするため摂取の際は注意。また、生でなくてもとりすぎで貧血になるという説もあり。体調をみて、また適量の摂取が好ましい。