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MYFARM BLOG
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野菜づくりレポート
2018.01.08

農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.22】

新年あけましておめでとうございます。
種まき事業部のませです。
『1年の計は元旦にあり』と言いますが、今年はどんな年にしよう?!と考える時間はワクワクしますよね!
みなさんの中には『今年は野菜作りにトライするぞ!』という方もいるのではないでしょうか。
そこで!今年最初の株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」のテーマは畑の1年の栽培計画についてです。
すでに菜園ライフをされている方も、これからの方にも、とても役に立つ内容となっています!!ぜひこちらを参考に1年の栽培計画を自分好みに立ててみましょう!
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第22回『「畑の1年の計」作付け計画の考え方 その1』


あけましておめでとうございます!
迎春とはいえ畑は完全に冬景色ですね。
この時期できることは少ないのですが、新年らしく最初の2回をかけて「畑の1年の計」である作付け計画について考えたいと思います。
レイアウトは1年の計を立てる基本となります。野菜の特色を理解すれば彩り、生産性ともに優れた菜園ができます。
畑のレイアウトを考えるときに重要なのが野菜を植物分類上の科目でグループ分けすることです。
同じ科目の野菜は栽培の時期や、必要な資材、被害を受けやすい害虫の種類など共通点がおおいので、一緒に栽培すると作業効率もよくなります。代表的なところを整理してみましょう。
ナス科


長期間にわたって収穫でき、収穫量も多いぶん土の養分も多く使います。連作を特に嫌うので、植える場所を計画的に考える必要があります。ジャガイモもナス科だというところが間違えがちなポイントです。
■ナス科
・トマト
・ナス
・ピーマン
・トウガラシ
・ジャガイモ
ウリ科


つるが旺盛に広がり、根も浅く広く伸びるのでスペースを広く使います。また支柱を立てての栽培の場合、南側に配置すると日陰を大きく作るので注意です。逆に日除けのグリーンカーテンとして考える場合は南側に配置します。
■ウリ科
・キュウリ
・ゴーヤー
・ズッキーニ
・ミニカボチャ
・スイカ
マメ科


あまりチッソ肥料を必要とせず土壌に栄養分を定着させる根粒菌を根に持つのが大きな特徴です。ただし連作は嫌います。
■マメ科
・エダマメ
・サヤインゲン
・ラッカセイ
・エンドウ
・ソラマメ
アブラナ科


春・秋の2期栽培ができるものが多く、比較的容易に育てられます。ただし病害虫が付きやすく、同じ科目同士で被害が広がりやすいので注意が必要です。
■アブラナ科
・ダイコン
・カブ
・ラディッシュ
・ブロッコリー
・カリフラワー
・ハクサイ
・キャベツ
・ミズナ
・チンゲンサイ
・コマツナ
・カラシナ
キク科


種が「好日性」といって日照を感じて発芽しやすくなるため浅く撒きます。害虫の被害は比較的少なく、1年を通して育てやすいのが特徴です。
■キク科
・ゴボウ
・レタス
・シュンギク
ヒガンバナ科ネギ属


管理はあまり必要なく、害虫も少ないので手間がかからないものの、栽培期間が長いのが特徴です。春から秋、秋から冬ごしして初夏までというように半年ほど畑の場所をとるので、植える位置を工夫しておかないと邪魔になってしまうこともあります。
■ヒガンバナ科ネギ属
・ニラ
・ラッキョウ
・ニンニク
・ワケギ
・ナガネギ
・タマネギ
それぞれの特徴、栽培期間を考慮して菜園レイアウトをパズルのように組み立てるのも楽しいひと時です。春夏版、秋冬版の2パターンのレイアウト図を作成しておくと計画的に菜園ライフを進めていくことができます。

来週も作付け計画についてお送りします!お楽しみに!!


\\毎週月曜配信!!前回の「農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」//
■第21回:『忘年会シーズンに心強い「あの」野菜。来年の作付け計画にぜひ!』はこちらをクリック
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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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