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野菜づくりレポート
2017.08.28

農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.4】

皆さま、こんにちは!
種まき事業部のませです。
ホームセンターや苗屋さんでは秋野菜の苗が並ぶようになってきましたね。季節が移り変わるときはなんだかウキウキしますよね。みなさん今年の秋は何を育てますか?
株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」の第4回目では今が植え時!秋じゃがいもを失敗しないコツをご紹介していただきました!
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第4回『秋ジャガイモを失敗しないコツ』



いよいよ秋冬野菜の作付まっさかりという時期になりました。
春作に比べて秋作は作付期間が短く、9月20日ごろまでにしないと陽も短く、霜が降りる時期にぶつかって生育が伸びなくなってしまう地域も多いです。
霜と言えば特に霜に弱いのがジャガイモ、春の作付で4月の遅霜にやられて発芽したばかりの葉がためになってしまったという経験もあるのではないかと思います。
秋作の場合、霜は連日続くことも多く、霜が降りたらそこで生育はおしまい。芋も大きくなりません。
ということで遅くとも9月の上旬までには作付けたいところです。
ところが、早く植えすぎ、というのも失敗の要因だったりするから厄介です。
なにせジャガイモは湿気が苦手、大雨が降った後のカンカン照りでゆでジャガイモになってしまうことも多いのです。ジャガイモが腐ったときの臭いの酷さたるやなかなかのものです。
そこで今回の裏ワザは秋ジャガイモを成功させるコツです。

◎まずは種芋の用意から


秋ジャガイモとして種芋を販売しているのは「デジマ」「ニシユタカ」どちらも長崎出身で暑さに強いのが特徴。カラフル系では「アンデスレッド」が一般的です。
ジャガイモの作付と言えば50g~100gの大きさに1/2、1/3カットして草木灰で手当てするというイメージが強いと思うのですが、ここが落とし穴。
カットされたジャガイモは夏植えではとても腐りやすいのです。

購入するときもなるべくミニサイズですでに発芽しているものをお勧めします。
また、初夏に収穫したジャガイモの中で、使い勝手の悪そうなミニサイズのもの。これを取っておいて作付けてしまうということもできます。
ただしジャガイモはウィルス病の感染予防のため自家採取した種芋を販売してしまうと法律に抵触します。あくまでも個人で楽しむために限ってください。
昨年、私もキタアカリ・ノーザンルビー・シャドークイーンといった秋ジャガではまず販売していない品種を作付けてみましたが収量は少ないものの何とかできました。

※去年の9月28日のシャドークイーン
反省点としては芽出しを特にしていなかったのでスタートが遅れてしまったことです。
なるべく日光に当てるなどして発芽を促進してから植え付けた方が収量も増えることでしょう。

\\今までの「農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」はこちら!!//
■第1回:『「マニュアルどおりにしっかり栽培」だけじゃツマラナイ』はこちらをクリック
■第2回:『夏場のトマトを長く収穫し続けたい』はこちらをクリック
■第3回:『夏から秋へ狭いスペースでうまく栽培品目を切り替えるには』はこちらをクリック
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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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