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野菜づくりレポート
2018.02.05

農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.26】

こんにちは、種まき事業部のませです。


さむ~い日が続き、冬野菜の収穫も少なくなってきて畑での作業が少なくなってくる時期ですね。こんなときこそ春に向けた土づくりが大切!!ということで、今週の株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」では土づくりに欠かせない畑作業についてお送りします。


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第26回『この季節「ラーメン二郎」といえばあの作業』



雪が続きましたね。

寒い季節ラーメンが食べたくなるものです。

ラーメンといえば「ラーメン二郎」、ラーメン二郎といえば「天地がえし」です。



皆さん天地がえししていますか?



ラーメンではなく、畑のほうですが・・・

ラーメンのおかげで一般的にも天地がえしの周知が広がっているのではないかと思いますが皆さんはいかがでしょうか?

※意味不明の方は「ラーメン二郎」「天地がえし」で検索すると様々な実演動画をみることができます。




※毎日これだけの霜に当たれば確かに土の様相も変わりそうです



「天地がえし」とはその名の通り地面の天側と地側を反転させることです。

冬場の土づくり作業として一般的に行われています。


家庭菜園の場合は面積が小さいのでスコップを使い、30~40㎝の深さの土を表層までもってくるのが一般的でしょう。ある程度の面積の畑であればトラクターの後ろに「プラウ」という反転機をつけてひっくり返していきます。



天地がえしの効能としてよく言われているのは

1.通気性がよくなり土壌細菌が活性化、有機物の分解も進む

2.寒気にあたることで病害虫が軽減(連作障害の回避)


というところです。

土の上下がかき混ぜられるわけですから循環が促進されるというのは納得感のあるところだと思います。

耕す行為のよりダイナミックなことを年1回行うことで生物性を更新するという意味合いが大きいのでしょう。


しかし、土づくりに関することは様々な農法により諸説あるわけで、不耕起栽培をされている方から見ると特に必要ない、むしろ自然の営みを妨げるものとうつるかもしれません。



私の農園はもともと古くは河川敷だったところが水田になっているため、30㎝も掘れば礫層が出てきてしまいますが、火山灰大地などですと頑張って1mほども掘り返して赤土を表層まで出して天地返しする方もいるようです。



※馬を使った昔ながらの深耕体験をやったこともありました。原理は今のトラクターと一緒です



こうやってご紹介しておきながら私もなかなか丁寧に天地がえしするまでの労をとれず、耕運機で耕すのが関の山なんです、実際のところ・・・

毎年堆肥をいただいている牛屋さんにそろそろ連絡しなきゃとおもう2月初旬です。




いい土とはどんな土か?っていうのは農業の永遠のテーマですね

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