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【連載】農天気代表 小野淳さんの『農』天気ブログ(終了)
2018.05.14

農天気代表 小野淳さんの『農』天気ブログ/国産希少!ニンニクの芽をうまく収穫するには?

農天気代表 小野淳さんの『農』天気ブログ


国産希少!ニンニクの芽をうまく収穫するには?


 
夏野菜の作付けもおよそひと段落したところでしょうか?
そろそろソラマメや新玉ねぎの収穫など去年の秋に作つけた面々の収穫も始まるころと思います。

年越し野菜の中で私が最も重宝しているのがニンニクです。
少量でも料理を引き立ててくれるのはもちろんのこと
新ニンニクのみずみずしい感じはこれまた自分で育てていないとなかなか味わえない貴重なものと思います。
しっかり保管しておけば半年ぐらいは食べられますし、小面積でもかなりの数を栽培できるのもいいところですね。
 
そんなわけで家庭菜園でも人気のニンニクですがみなさんニンニクの芽は収穫していますか?
ニンニクの芽はよく鱗片から発芽した芽と誤解されていますが実際には花の茎、花茎です。
なのでこのように花のつぼみがついています。
スーパーなどで売っているニンニクの芽はこの部分をもったいないことに落としているのでイメージがなかなか一致しないものです。また品種の関係で多くの花芽が写真のようにぐるりんと丸まっていることがほとんどです。
 

現在日本の市場で出回っているニンニクの芽の99%以上が海外産(主に中国)です。国産はほとんど出荷されていません。価格と手間の割が合わないんでしょう。
 
というのも、大元のニンニクの収穫と同時に花芽も出てくれば収穫しやすいのですが、実際には収穫より数週間早く花芽が出てきてしまいます。なので収穫しようにもどうしていいかわからぬまま、もしくは先の方だけおって収穫しているという方も多いのではないかと思います。
 
そこで今回紹介するのは、うまいことニンニク本体を抜かずに花芽だけうまく引き抜く方法です。
といっても別に難しいテクニックはありません。
ニンニクの芽をしっかりと掴んで、力をためてゆ~っくりと引き抜くのです。

※慌てずじっくりじっくりと引き抜きます

 

ぐぐぐぐぐ~にゅにゅにゅ~すぽん!


 
です。
実際にうまいこと抜けると「すぽん!」実に気持ちのいい音がします。

※うまく抜けた抜け穴

 
なあんだそんなことか!
という話ですが、私も最近まで気づきませんでしたw
是非やってみてください。
 
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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「東京農業クリエイターズ」(イカロス出版)
「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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