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つくる通信2024年2月号種ブログ

つくる通信2024年2月号種ブログ

こんにちは♪
2月の種ブログです。
今回の種は夏野菜の種3種です。(2月、3月に播種の場合は、保温、加温育苗が必要です)
とうがらしはスパイスとして辛みを楽しむもの、甘味など実そのものを楽しむもの、それぞれ食べ方や利用の仕方が異なります。
夏の食卓が豊かになるよう栽培してみてくださいね。

 

相模半白きゅうり (10粒)※2~3月は加温・保温育苗 

ウリ科キュウリ属
発芽適温:25~30℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
セルトレイやポットに育苗の場合は、2~3月頃に室内で適温、且つ、窓際や温室で自然光を当てながら(発芽に光は不要だが、発芽後に自然光が必要)育苗する。
セルトレイの場合はひと穴1粒で本葉3枚になったらポットに鉢上げ。ポットの場合は、2~3粒播種し、定植に適当な大きさまで間引きしながら1本に仕立てる。
定植は遅霜でやられないよう4月下旬以降が相応しく、(週間天気予報などで気温を確認する)加温・保温栽培ではない場合では、5月下旬以降に播種。葉が大きく、つる性で茂るので、株間は80㎝程度ほしい。定植の際、仮の短い支柱に添わせ、風などで折れないように注意。
つるが伸びてきたら、支柱とネットなどでつるを這わせられるように仕立てをつくる。
きゅうりは根が浅く、夏の野菜にしてはやや暑さにも弱いため、シルバーのマルチや草マルチなどで水分を保ったり、地温が高くなりすぎないよう工夫をすると良い。
栽培方法については芽かきや葉かき、放任などそれぞれやり方があるのでお好みの方法を選んでみると良い。(つくる通信冬号は5枚葉以下の芽かき、葉かきの栽培法にて掲載)
きゅうりの実は朝と夕方では大きさが違ってくるなど急激に変化するので、収穫のタイミングに注意が必要。
必要資材: 育苗の場合、セルトレイ、ポット、加温・保温資材など、栽培時には仮支柱、180㎝以上の支柱数本、誘引紐
オススメの利用法:漬物、サラダ、炒め物

 

万願寺とうがらし (10粒)※2~3月は加温・保温育苗

  

 

オススメの利用法と収穫目安: 基本的には辛みのないとうがらし。青い状態の10~15㎝程度で収穫する。煮る、焼く、揚げるなど京のおばんざいとして古くから食べられてきた野菜。

 

沖縄島とうがらし (10粒)※2~3月は加温・保温育苗

オススメの利用法と収穫目安: 辛みの強いスパイスとして、赤くなったら完熟だが、それまでに収穫しても良い。沖縄では泡盛に浸した調味料「コーレーグース」が有名、栽培の虫よけとしても利用できる。

ナス科トウガラシ属
発芽適温:28~32℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:セルトレイやポットに育苗の場合は、2~3月頃に室内で適温、且つ、窓際や温室で自然光を当てながら(発芽に光は不要だが、発芽後に自然光が必要)育苗する。
セルトレイの場合はひと穴1粒で本葉3~5枚になったらポットに鉢上げ。ポットの場合は2~5粒播種し、定植に適当な大きさまで間引きしながら1本に仕立てる。
定植は遅霜でやられないよう4月下旬以降が相応しく、(週間天気予報などで気温を確認する)加温・保温栽培ではない場合は、5月下旬以降の播種が良い。
定植の際は、株間60㎝程度がベストだが、狭い場所の場合は40㎝程度でちどりに植えるなど工夫する。
必要資材: 育苗の場合、セルトレイ、ポット、保温・加温資材など