つくる通信2024年4月号種ブログ
こんにちは♪
4月の種ブログです。
今月のお野菜は3種3様の姿形の種です。
十六ささげや甜瓜は、スーパーなどで見かけることはほぼなく、
自分でつくるからこそ味わうことのできるお野菜です。
今までつくったこと、食したことのない方も、是非、新しい味に挑戦してくださいね。
黒種十六ささげ(つる)(9粒)
マメ科ササゲ属
発芽適温:18~25℃
生育適温:15~28℃
つくる通信同封数での蒔き方:
4月中旬頃~7月上旬までに、深さ2~3㎝、一箇所に2~3粒、60㎝間隔程度空けて播種する。鳥に狙われやすいので、播種後は苗キャップや草、不織布などで鳥からの被害を予防する。水分が多いと種が腐りやすいので注意。本葉2~3枚の頃に種を3粒蒔いたところは2株残す。丈20㎝程度になったら支柱で三角錐にして麻ひもを巻いたり、パネル状にネットを張って、つるを這わせるようにする。長さ30㎝程度で収穫。
必要資材: 200㎝程度の支柱数本、ネットや麻ひも、鳥予防用の苗キャップや不織布
オススメの利用法:胡麻和え、おこわ、油炒め、煮物
銀泉甜瓜 (10粒) ※直蒔きは5月以降
ウリ科キュウリ属
発芽適温:25~35℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
ウリ科の根は浅く広く張るので、渇き防止のためにマルチングフィルムや草マルチをした方が良い。直播きの場合は5月に播種、3月~4月上旬までは発芽温度の確保が難しいため、温床育苗とし、葉が4~5枚になったら定植、直蒔きは1箇所2~3粒の点蒔き。最終、1箇所1株とし、株間は最低でも80㎝程度、2株はほしい。6、7枚葉ぐらいで親ヅルの摘心を行い、子ヅルも3、4本に保つ。花が咲いたら雄花をもいで雌花のめしべにやさしく花粉をつける。この作業を朝9時までに行うと着果率が上がる。地這、立体仕立てどちらでも良いが、立体の場合は、実の重さで仕立てが崩れないように、しっかりと支柱を組む必要ある。
必要資材: 育苗の場合はビニールポットなど、マルチングフィルム(黒×白、シルバーがオススメ)や藁、草、立体仕立の場合は支柱やネットなど
オススメの利用法: 漬物、果物のように
みやま小かぶ (20粒)
アブラナ科アブラナ属
発芽適温:15~25 ℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方: 深さ1cm程度で1箇所3粒程度、株間、条間15cm程度の点蒔きで、 本葉が出たら1~2回に分けて間引きする。 移植は向かないので直蒔きする。ピンポン玉程度の大きさになったら収穫。
必要資材: 特になし
オススメの利用法:サラダ、漬物などの生食、炒め物、葉も一緒にお味噌汁などに