千葉自産自消アドバイザー交流会@千葉市ふるさと農園
こんにちは!マイファーム農園チームの安達です。
12月3日、千葉の自産自消アドバイザーが千葉市にある千葉市ふるさと農園に集まり、交流会を行いました。
今回はその様子をご紹介します!
※以降より自産自消アドバイザー=AD
今回の交流会テーマは「ふるさと農園ツアー」です!
日ごろ各農園で、個別に作業をしているADが、交流を深めることを目的として開催しました。
「千葉市ふるさと農園ってどんな場所?」
千葉市ふるさと農園は1990年に設立されました。この農園は、都市エリアと田園エリアに分かれており、田園エリアにある「みんなの畑」では、持続可能な農業の実践を通じて、地域の農業に対する理解を深めることができます。
令和6年4月からマイファームが指定管理者として運営しており、千葉市ふるさと農園の魅力をADの皆さんにも知っていただきたいという思いから、今回この場所で交流会を開催しました。
コンセプトは『千の想い』、千年先も続く暮らしを見据えた場所です。子供向けの「キッズスクール」や野菜栽培について学ぶ「ファームスクール」、季節の手仕事や、生活の知恵を学ぶ「ライフスタイル」等の体験講座があり、その季節にしか体験できない農作業や料理を通じて、今の暮らしについて考えるきっかけを提供しています。自然との触れ合いの中で、ヒトと自然が繋がり、未来へと受け継がれていく暮らしや農業の大切さを実感できる場となっています。
千葉市ふるさと農園の詳細はこちら⇒千葉市ふるさと農園
「ふるさと農園ツアー!」
農園ツアーでは、習志野実籾農園のADでもあり、「みんなの畑」の管理をメインでやっているスタッフの大竹さんに案内してもらいました。
農園では、ピーマンやトマト、サツマイモ、スナップエンドウ等年間を通して10品目以上栽培していて、収穫した野菜は月1回行われるマルシェで販売したり、収穫体験を提供して、農園内で循環させています。
ふるさと農園での栽培法は?
・地形を活かした作付け
農園の畝は東西方向に作られていて土地は南に向かって緩やかに低くなっているため、地形を活かし、水分を好む野菜は南側に、逆に水分を嫌う野菜は北側に植えています。
・不耕起栽培
ふるさと農園では土を耕さずに野菜を栽培する不耕起栽培をしています。不耕起栽培をすることで、
・作付け前に耕うん作業がいらない→耕うん機を使わないため、石油が不要でお財布に優しい、CO2の排出を防ぐ。作業の労力を削減できる等様々なメリットがあります。
・土壌の自然な構造が保たれ、土の中の微生物や小動物の生態系が維持されるので、土壌の肥沃度が高まり、作物の成長に良い影響を与える。
農園ツアーでは熱心にお話を聞いている姿が見られ、
・「不耕起栽培について参考になった!」
・「農園でやりたいというマイファーマー(利用者さん)がいるので提案、アドバイスしたい!」
などの声がありました。
「みんなでピザパーティー♪」
農園ツアーの後は、楽しみにしていたピザパーティー!アースオーブンを温めてピザ作り開始!
手作りピザにはお好みのトッピング、さらに農園で育てた採れたてのケールや長ネギものせました。
たっぷり学んだ後の美味しいひとときは、まさに最高のご褒美でした✨みんなで作ったピザを囲んで、自然な会話が弾み、普段はなかなか話せないことも気軽にシェアできる貴重な交流の場となりました。
千葉AD交流会は笑顔が絶えないあっという間の2時間となりました。
普段農園ADは単独で働くことが多いため、今後も今回のような交流会を通じて情報交換や親睦を図り、各農園でのサービス向上につながる取組みを実施していきます。