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つくる通信2025年4月号種ブログ

つくる通信2025年4月号種ブログ

こんにちは♪
そろそろ本格的に種まきできる季節になってきましたね。
今月は、葉、実、根がそれぞれおいしいお野菜の種のご紹介です。
今月の種のひとつ、フェンネルは捨てるとこなしの万能なハーブですが、食べたことがない、育てたことがない、そして、育てたことがある方も種からの方はとても少ないと思います。
根はスープ、種は未熟なうちはキシリトールのように甘くすっきりとした味を楽しめ、それは自分で育てるからこそ出会える味。
是非、自分でつくるからこその味に出会ってくださいね。

 

茶豆1号枝豆 (10粒)


マメ科ダイズ属
発芽適温:20~30℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
1箇所2~3粒、深さ2~3㎝、株間30cmの点蒔きで播種。70~80㎝畝幅なら二条ちどり蒔きも可。3月に播種の場合は保温、加温育苗が必要。発芽するまでは鳥、実ができる頃にはカメムシがつきやすいため、播種後に防虫ネットのトンネルをするとベター。必ずしも間引きはしなくても良い。枝豆は乾燥を嫌うので土がむき出しよりも草マルチやワラ、ビニールマルチで乾きを防ぐと良い。マメ科の植物は根に根粒菌をつけているので抜かずに地上部を刈って収穫し、その横で次の作付けを行うと肥料分となり◎。
必要資材:防虫ネット 、ダンポールなどトンネル資材、乾きを防ぐ草やワラ、ビニールマルチ
オススメの利用法: 塩ゆで、豆ごはん、かき揚げなど

 

時なし五寸人参 (40粒) 


セリ科ニンジン属
発芽適温:15~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
筋蒔き、点蒔きどちらでもOKだが、点蒔きの場合、一箇所3~5粒程度。土かけ約5mm、株間15cm程度、発芽に2週間程度はかかるため乾燥させないように注意。3~9月の酷暑以外は発芽のチャンスがある。間引きは隣同士がぶつからない程度に適宜行う。太さ3~4㎝程度が収穫の目安。発芽まで、発芽直後に乾かないように注意。
必要資材:発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法: 生食、揚げ物、煮物、炒め物どんな調理にも万能。葉は天ぷらやふりかけにするのがオススメ

 

フェンネル (10粒) 


セリ科 ウイキョウ属
発芽適温:20~25℃
生育適温:20~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所3粒程度、株間40~50㎝程度、土はごく薄くかける。播種後はしっかりと鎮圧し、発芽、発芽直後も乾かないよう注意。1m以上になり、移植を嫌うため、面積に制限がある場合は蒔く際に場所、育てる株数をよく考える。本葉が安定してきたころ、一箇所ひと株にする。人参と同様キアゲハの幼虫、アカスジカメムシがつきやすいので注意。※3枚目画像がアカスジカメムシ
必要資材:発芽の際の乾き防止にもみ殻や不織布
オススメの利用法:葉・茎は肉料理、魚料理、根はスープ、種はスパイスなど