つくる通信2025年6月号種ブログ

こんにちは♪
今月の種は春菊、オクラ、モロヘイヤです。
オクラは実や花を食べ、モロヘイヤは葉を食べ、花は毒性があるので食べませんが、
この一見似ていないふたつのお野菜、近年モロヘイヤがオクラと同じアオイ科になっているのを知っていますか?
こういった情報から野菜を見る目、栽培の考え方も変わるかもしれません。
是非栽培しながらお野菜の特徴を観察してみてくださいね。
中葉春菊 (12 粒)
●
キク科シュンギク属
発芽適温:15~25℃
生育適温:15~25℃
つくる通信同封数での蒔き方:
好光性種子(発芽するために光が必要な種)のため、種への土かけはほぼせず、筋蒔きで3~4cm間隔か、点蒔き一箇所3~5粒で株間15cm程度の間隔で種を蒔く。種蒔き前夜に水に浸しておくと発芽率が上がり、種まき後は、土と種が密着するよう土の上をしっかり鎮圧する。暑さ、寒さに弱い春菊、ベビーリーフとして栽培ではない場合、5月中旬以降は播種せず秋蒔きにした方が良い。
必要資材:特になし
オススメの利用法: サラダ、花は観賞用、染料として
モロヘイヤ (20粒)
○
アオイ科ツナソ属
発芽適温:25~30℃
生育適温:25~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
一箇所3~5粒の点蒔き、土かけは種が見えるか見えないか程度、株間40~60㎝程度空ける。本葉2~3枚が出たら2~3回に分けて良い株を残し1箇所1株に間引きする。高さ20㎝程度になったら摘心して、脇芽の生長を促す。脇芽が30㎝程度で順次収穫が可能。花や種、硬い茎は毒性があるので葉と柔らかい茎のみ食べるようにする。
必要資材: 特になし
オススメの利用法: お浸し、胡麻和え、天ぷら
オクラ エメラルド (6粒)
●
アオイ科トロロアオイ 属
発芽適温:25~30℃
生育適温:20~30℃
つくる通信同封数での蒔き方:
深さ1cm程度でオススメは株間40cm程度一箇所2~3粒蒔き。しっかり暖かくなってから種蒔きすると生育が良い。また、間引きしない方が互いに生育抑制され、実が大きくなりすぎない。大きくなりすぎると繊維が強くなり火を通しても食べられなくなるため、収穫が遅れそうな場合、小さくても早めに収穫する方が良い。
必要資材:特になし
オススメの利用法:実を茹でる、揚げるなどのシンプル調理。花をサラダで。主幹がまっすぐでしっかりしているので収穫終了後に支柱として利用するのも良い。