未来へつなぐ一粒をあなたの手に。「キンカントマトプロジェクト」リバイバル!

2025年春、マイファームでかつての情熱が再び息を吹き返しました。その名も――
「キンカントマトプロジェクト」。
体験農園マイファームをご利用いただいている皆さま、そしてこれから“農のある暮らし”を始めようとしている皆さまに、ぜひ知っていただきたい、特別な物語が再び始まります。
幻のトマト「キンカントマト」とは?
キンカントマトは、1948年頃から大阪・北摂地域で密かに育て続けられてきた在来種のトマトです。もともとは一代雑種(F1種)として誕生しましたが、やがて野生化し、その土地の気候や土壌に適応しながら独自の進化を遂げてきました。
プロの農家ではなく、市民農園や家庭菜園を楽しむ人たちが代々、手渡しで種をつないできたことから、発起人である元アドバイザーの「カンキチ」こと芦田さんは、このトマトを**「市民種」**と呼んでいます。
自然界に溶け込みながら、丁寧に守られてきたトマト――それがキンカントマトなのです。
一度は途絶えかけた種、再びみんなの手で
かつてマイファームでは、キンカントマトを育て、収穫し、味比べをするプロジェクトが行われていました。しかし、新型コロナウイルスの流行や人の入れ替わりの中で、その活動は休止していました。
2025年2月、カンキチさんから「手元に残された種からまた始めたい」との相談を受け、このプロジェクトを再始動することになりました。
プロジェクトの第一歩は、この残り僅かな種を再び芽吹かせること。
僅か300粒の種たちは、関西にあるマイファームの農園25か所に旅立ちました。アドバイザーたちが中心となり、愛情を込めて育てます。そして、今年採れた種を、来年は関東や東海エリアの農園へ。最終的にはマイファーマー(利用者)さん同士で種をつなぎ、「農園文化」として根づかせていく構想です。
“タネをつなぐ”その先にある、未来の農業
キンカントマトの魅力のはいくつかあり、「環境適応力の高さ」と「病害虫への強さ」も特徴のひとつです。化学肥料や農薬に頼りすぎることなく育てられるという点は、これからの時代における持続可能な農業のヒントにもなります。
そして、特筆すべきは「同じ種なのに、育つ環境で味が変わる」というおもしろさ。
皆さんにも体感して頂けるように、全国のキンカントマトを一堂に集め、育て方の違い・土地の違いによる“個性”を比べて楽しむイベントも企画中です。
まさに、「育てる」「食べる」「つなぐ」が融合した、マイファームらしい体験の場になりそうですね。
あなたの“育てる手”が、物語の一部に
関西の農園ではいまこの瞬間も、各地で小さな芽が土の中から顔を出そうとしています。
「野菜づくりに挑戦してみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」
そんな方も大丈夫。私たちアドバイザーが、土のこと、育て方のこと、すべてサポートします。
あなたの手で育てたキンカントマトが、来年、誰かの手に引き継がれていく。
その実りが、100年先までつながっていく。
想像するだけで、ちょっとワクワクしませんか?