「7月6日はサラダ記念日」このフレーズが耳に残っている方も多いと思います。1987年5月8日に初版された俵万智さんの詩集に入っている短歌として、200万部を超えるヒットになったものです。
『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
~俵万智「サラダ記念日」より~
学校の教科書でも取り上げられたり、歌にされたりと、その可愛らしい視点が人気で、思わずほっこりしてしまう現代の口語短歌です。
本日は、そんなサラダに注目してみたいと思います。
サラダの歴史
古代ローマ時代。当時は生野菜を食べるという文化がなかったようです。現代とは違い、野菜は身体に害のある成分が含まれているとされていて、火を通して食べるのが一般的だったそう。その中で「レタス」だけは生で食べられていました。今も昔もレタスはサラダの代表的な野菜だと思うと、親近感が沸きますね。
その後、ドレッシングなどの調味料の発展とともに世界に広がっていったサラダ。新大陸としてアメリカが発見され、農業大国になるに従い、新鮮な野菜を大切にするシンプルな食べ方も広まっていきます。
そして、マヨネーズの台頭により、一気にサラダは食卓の定番料理になりました。
ちなみに、私もアメリカで生活していた時期があるのですが、日本のマヨネーズは最強でした。というのも、日本から物を送ってもらう際にはアメリカの友人から「お金払うから日本のマヨネーズを送ってもらってくれ!もうあの味を忘れられないんだ!!」と何人にもせがまれたことがあるくらいです(笑)
この夏オススメのサラダレシピ
サラダにはいろいろな美味しい食べ方がありますが、この夏イチオシのサラダは、「ズッキーニのひらひらサラダ」です。
自産自消を楽しまれている方の中にはズッキーニを育てている方もたくさんいらっしゃるはず!そして、見る見るうちに大きく生長していくズッキーニをどう食べようか迷っている方も少なくないのでは?
《レシピ》
~材料~
- ズッキーニ・・・1本
- レモン・・・1/3こ
- オリーブオイル・・・大さじ2
- 塩、こしょう・・・少々
~作り方~
- レモンは絞り、その他の調味料と合わせて、混ぜる。皮の部分は千切りにする。
- ズッキーニはピーラーで、スライスする。
- 2を皿に盛り付け、レモンの皮を散らし、1のドレッシングをかけたらできあがり。
収穫した夏野菜は余すことなく美味しくいただきたいですよね!つくる通信でもその月にオススメのレシピがたくさんご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!!
世間は大雨で大変ですが、明日は七夕。天の川が見えるといいな・・・
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