ですが今では、家族単位での一年間の野菜づくりだけではなく、一期一会のイベントとして、また、コーポレイト単位での利用など、多彩な形で体験農園を活用して頂く機会が増えています。
コーポレイト利用は、その企業・会社がどうなのかではなく、どんなジャンルと農が組み合わされて、新しい化学反応が起きるのか、が、とても面白いポイントです。
例えば、保育×農、福祉×農、IT×農、スポーツ×農、飲食×農。
今年も、プロ野球の西武ライオンズとマイファームで、埼玉で農体験の催しを開催しました。
そのコラボレーションが起こることで、ただ単に家庭菜園のフィールドを持って待っていただけでは畑に来ることがなかった人たちに、農に触れ体感していただくきっかけを作れることが、とても大事です。
先日、埼玉のみずほ台ファームで、恋活×農 というイベントを4週連続で実施しました。
男女の出会いという切り口と、農体験。
全4回で50名近い若者が、体験農園のフィールドに初めて足を踏み入れ、耕し、種をまき、手入れ、収穫、食すという体験をしました。
このイベントが原体験になって、野菜づくりのこと、農のこと、を考える一つのきっかけになればとても嬉しいです。
マイファーム 農園事業部 田村征士
