今回は中秋の名月にみどり平手農園周辺で開催される「お月見どろぼう」という地域イベントにマイファームとして初参加しました!
🎑お月見どろぼうとは🎑
「お月見どろぼう」とは、各家庭がおすそ分けの様に置かれたお菓子を、子どもたちが自由に頂けるイベントです。
まず、お月見にお供えするのは、月見団子に里芋、枝豆、栗、柿など秋の収穫物の初物です。
昔、子どもたちは月からの使者と考えられてお り、この日に限って盗むことが許されていたそうです。
また、「子どもたちにお団子を盗まれることは縁起が良 く、農作物が豊作になる」「子どもたちがお供えを食べることで、神様が召 し上がったという意味になる」「盗んだお団子を食べた子どもは長者になる」「七軒盗んで食べると縁起が良い」などともいわれています。
名月を愛でるだけでなく農耕行事とも結びつき、収穫に感謝する意味をもっています。月見団子は関東では丸形。関西は子孫繁栄を表す縁起物である里芋をかたどった細長い形で、もともと里芋が供えられてきたことに由来します。このことから、十五夜の月は『芋名月』とも呼ばれます。
そこからお月見どろぼうとは
自然の恵み、秋の実りは、その家だけで独り占めせず、皆で分かち合おうとする昔の知恵の名残ともされています。お盆の施餓鬼(せがき)にもあるように、自分の家の祖霊だけでなく、より広い意味でのご先祖や精霊を敬う気持ちが、お月見泥棒の風習に込められているようです。
現在ではお月見に供える月見団子や秋の収穫物を通じて、収穫への感謝の意味を込め、昔の知恵や文化が息づいています。
マイファームの理念である「自産自消」の考え方を広め、参加者にも共感していただけるよう、自分で植えてみる、育ててみる、食べてみるに繋がればと野菜の種と、その日に収穫できた白ナスや冬瓜など、新鮮な野菜たちが参加者をお出迎えしました。
イベント当日は、約50組から70組の親子や子どもたちが立ち寄り、私たちの作物や種に触れてくれました。
「この野菜はなんですか?」
「この種はどうやって育てるんですか?」
「プランターでも栽培できますか?」
「お母さん好きそうな野菜あるかな?」
お母さんからは「大人は種は嬉しい!帰ってプランターに植えます。」
などのお声が寄せられご興味を持ってくださり、やってみよう!と種をお持ち帰りくださいました。
周辺を歩きながら、他の参加者の様子を観察することもでき、様々なご家庭が持つ個性的なアプローチやアイディアに触れることができました。
最後に、晴天に恵まれたこの日、温かい日差しの下で参加者の皆様と共に楽しい時間を過ごし、地域の皆様への感謝を感じることができました。
帰り道、このイベントに一緒に参加した娘は「大きくなったらママとおなじおしごとする!」と宣言!この嬉しい宣言を実現できるような世界であるように、
今後も、私たちマイファームは、地域社会との交流を大切にし、農のあるくらしに向けて努力してまいります。
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