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MYFARM BLOG
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野菜づくりレポート
2017.12.04

農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ【vol.18】

皆さま、こんにちは!
種まき事業部のませです。
寒い日が続き、朝には霜がおりる季節になりましたね。なかなか畑にいく機会も少なくなり寂しい思いをされている方も多いはず。
今回の株式会社 農天気代表 小野淳さんの「一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」のテーマはそんな寒い時期でもトライできるソラマメの種まきについてです。畑仕事が少なくなってしまう時期だからこそ色々とトライしたいですよね!
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第18回『12月のソラマメ種まき・・・からの甘い誘惑』



いよいよ冬本番ですね。
私の暮らす東京都中部でも連日霜柱がたつようになってきました。
こうなってくると畑仕事も「ぼちぼち収穫」モードに入ってくるものです。
作付けは・・・厳しいですよね。ホウレンソウ・コマツナなど気長に播くかという感じになってきます。

しかし!
「あ~ソラマメ播きそこなちゃった」とか「種のこってるな~」とか「意外に畑のスペース空いちゃったな」と思っている方々に朗報です。私はある研究成果を見つけてしまったのです。
「ソラマメの12月播き、無整枝放任栽培」についての論文です。
12月播きというだけでなく

無整枝放任・・・


なんと甘く魅惑的な響きでしょうか!
論文の冒頭にはこうあります。
>ソラマメの一斉収穫栽培法で、12月には種すると10月下旬は種より収穫期は5日ほど遅くなり、慣行の2倍の栽植株数で、同等の収量が得られる。
1月~2月は種の作型では、収穫期は10月は種より12~14日遅くなり、催芽処理や低温処理(春化処理)後密植栽培することで、高い収量性が得られる。

(「未成熟ソラマメ一斉収穫栽培での作型分散と春まき栽培」長崎県農林技術開発センター干拓営農研究部門より)
12月どころか、1月2月播種と実に攻めています。
要は10月播きに比べると収量はぐっと落ちるが、種まく数を倍にすれば同じ量採れますよと。
収穫時期は5日ぐらいしかズレませんということのようです。
これは試してみるしかないですね!
ということで12月3日、東京都国立市やってみました。。。
注意しなければならないのは、この論文の実証実験場所が長崎県の諫早湾で相当に温暖だということです。
12月の
平均気温 長崎県長崎市 9.4度  東京都府中市 6.6度
最低気平均 長崎県長崎市5.6度 東京都府中市1.4度
この時期の4度5度の気温差はかなり大きいです。なのでとりあえず 透明マルチ+不織布+0.05mmビニールトンネル完全密閉にて戦ってみようとおもいます。

皆さんも挑戦してぜひCropnetにてご報告ください!



\\今までの「農天気 小野さんの一歩踏み込んだ 家庭菜園の裏ワザ」はこちら!!//
■第1回:『「マニュアルどおりにしっかり栽培」だけじゃツマラナイ』はこちらをクリック
■第2回:『夏場のトマトを長く収穫し続けたい』はこちらをクリック
■第3回:『夏から秋へ狭いスペースでうまく栽培品目を切り替えるには』はこちらをクリック
■第4回:『秋ジャガイモを失敗しないコツ』はこちらをクリック
■第5回:『ダイコンが「カツオの一本釣り」となる前に』はこちらをクリック
■第6回:『植えたばかりの苗を虫に食われないようにするためには?』はこちらをクリック
■第7回:『今からでも遅くない!?エダマメ・トウモロコシ・ズッキーニ』はこちらをクリック
■第8回:『サツマイモのツル切り』はこちらをクリック
■第9回:『家庭菜園」から「みんなの畑」へ、新たな農園スタイル』はこちらをクリック
■第10回:『トウガラシの旬を味わいつくす「とうがらしオイル」の作り方』はこちらをクリック
■第11回:『いまからでも間に合う!?タマネギ直播、密植栽培』はこちらをクリック
■第12回:『長雨のこんな時だからこそやってほしい、ひと工夫』はこちらをクリック
■第13回:『生ごみをそのまま畑に投入!?楽々生ごみ活用術』はこちらをクリック
■第14回:『秋の風物詩「脱穀」を古民具でやってみませんか?』はこちらをクリック
■第15回:『収穫祭のシーズン!特に気を付けたい食中毒』はこちらをクリック
■第16回:『来年用の「種どり」していますか?』』はこちらをクリック
■第17回:『日本農業の最重要儀式「大嘗祭」』はこちらをクリック
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文・写真  小野淳
㈱農天気 代表取締役 農夫
NPO法人 くにたち農園の会 理事長
東京・国立市を拠点に幅広く農体験を提供
著書「都市農業必携ガイド」(農文協)
監修・実演「菜園ライフ~本当によくわかる野菜づくり」(NHKエンタープライズ)
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